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【ネタバレレビュー】アメリカン・ホラー・ストーリー:呪いの館

アメリカンストーリー呪いの館

こんな人は読む価値あり🤗

  • アメリカン・ホラー・ストーリーが好き
  • アメリカン・ホラー・ストーリー:呪いの館を見た人

人生初のホラー映画は「リング」だった私、デラ(@DeraDrama)です。

ホラーテレビシリーズ「アメリカン・ホラー・ストーリー」。その中で、2011年を舞台とし、ボストンからロサンゼルスに引越してきたある家族と、その家をメインとしたシリーズ1作目「アメリカン・ホラー・ストーリー: 呪いの館」。

全12話からなるシーズン1を完走しました。何とも言い難い複雑な印象のドラマでしたが、今回は感想を書いてみたいと思います。レビューです。

ということで今回は、海外ドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー: 呪いの館」のレビューをネタバレありで書きます。

あらすじ&予告編

まずは予告編でおさらいです。

東部からロサンゼルスへ越してきたハーモン一家。前の所有者が無理心中をしたという家を買った彼らだったが、奇怪な出来事が次々と起こり、戸惑い始める。
Amazonプライムビデオより引用

レビュー・感想

ネタバレ含みます。未視聴の方はご注意ください。

結論から言ってしまえば、「怖くはないけど、おもしろい」ホラー作品です。

物語やその設定はおもしろい。でも怖くはない。これを「怖いものが見たい!」と思ってみた人には刺さらない作品かもな、と感じました。

そして個人的には「怖い」よりも遥かに「気持ち悪い」という感想のほうが大きかった。人間の感情というか、振る舞いというか。冷静に見ると(冷静に見なくても)気持ち悪いものばかり。

まず、隣人のコンスタンス。この人はほんと最初から最後まで気持ち悪かったですね。何なら今回の悲劇はあの「呪いの家」でなく、この人が元凶だとも思えるほどです。まあ実際彼女が生んだ子供”テイト”がハーモン家を色々ひっかきまわして壊したので、あながち間違ってないと思います。

最初に彼女がハーモン一家に手作りの最悪チョコケーキを作った時、娘のアディに『唾を入れて』といいますが、あそこが何気に一番嫌で、気持ち悪かった。現にあそこで一度再生を止め、「もうこのドラマ見るのやめよう」と思いましたからね。その後、ルパン三世のアニメを数話見てまた続きを見始めましたが、なぜ自分がそうしたか理由はわかりません。

そのコンスタンスが最終的に唯一生き残っており、なおかつ子供まで得ることができた。そしてヘアサロンではいかに自分が悲劇的な人生を送ったことで強くなり、そして「偉大なもの」手に入れたと語る。自分に酔ったような話し方と、彼女がやってきたこと。全てにおいて気持ち悪く嫌悪感MAX。

だからこそこのキャラが立って数々の賞を取ったのもうなずけます。悔しいけど。

© FX

そしてそのコンスタンスの子供”テイト”もまあ気持ち悪い奴でした。ある一方の見方をしたら「愛」として見えますが、やってることがひどすぎる。ただただヴァイオレットがかわいそうでしたね。彼がイケメンでなかったら、惚れなかったかもしれないですし。あのイケメンが許せません。嫉妬ではないです。断じて。

そして彼はずっと自分の記憶がないフリをしていましたが、最終話で実際は記憶があったことを伝えます。精神科医のベンも言っていましたが、嘘を簡単につくサイコパスの特徴だそうです。現に彼がやってきたことはサイコパス以外の何ものでもない。惚れられたヴァイオレットに心底同情します。

最終話で「彼女を永遠に待ち続ける」とつぶやくテイト。私が心配しているのは、仮にあそこに一生閉じ込められてるとしたら、時が経つにつれてヴァイオレットがテイトを許してしまいそうな気がするんですよね。そんなことが起きたら大変。彼女がまた不幸になってしまいますよ。あの超イケメンは本当許せません。

© FX

一般的な気持ち悪さで言ったらラリーも気持ち悪いですね。これもコンスタンスに対する「愛」と解釈すればわからなくもないですが、家族を焼身自殺させても大して責任感じてはいないし、簡単に人を殺してしまうし。

最後刑務所に面会に来たコンスタンスに対して話した内容も自己中心的な考え方だったと思います。確かにコンスタンスにうまく利用され、愛してるがゆえに色々悪いことをしてきたのもわかります。が、結局コンスタンスのためといい周りを巻き込んでおいて、自分は愛してほしい、ですからね。その自己中な考え方に巻き込まれた人を考えたことがあるのか、お前は。

© FX

私ももうやめたいですが、言わせてもらえばハーモン家の夫である精神科医のベンもなかなか気持ち悪いんですよ。カッコイイ「おじさん」ですけど、カッコイイ「父親」という感じはない。それもこれもあのヤバすぎる女”ヘイデン”との不倫のイメージダウンが大きすぎました。

一度失った信頼を取り戻すのはこんなにも大変なのか。それがとてもよくわかります。彼がいくら『俺は家族を愛している!』と力説しても響かない。

© FX

長々と「気持ち悪い」という気持ちを書いてしまいましたが、素晴らしい愛もあったんです。

…あれ、あったかな?なかったでしょうか?…うーん、考えたけど無いです。

ハッピー or バッド

この「アメリカン・ホラー・ストーリー: 呪いの館」。これはハッピーエンドだったのでしょうか?それともバッドエンドだったのでしょうか?

もちろんこれは受け取る人によって変わると思いますが、私は「ハッピーエンドだった」と思っています。ハーモン一家にとってはハッピーエンドだった、というほうが正しいか。

ハーモン一家はヴィヴィアンの死産と夫の不倫からやり直すためにあの家にやってきました。そしてまた子供を宿し、最終的には家族全員死にました。もちろんこれだけ見たら不幸極まりないですが、「やり直す」という意味ではきちんとやり直せたんではないか、と思います。

家族はみんなお互いの愛情を確認することができ、また子供を育てることができるようになりました(子供も亡くなっているが)。最終話でクリスマスツリーの飾りつけをしている楽しそうな家族の顔を見れば幸せなのが伝わってきます。

© FX

しかもあの家にはメイドのモイラおばさんもいるし、オシャレなゲイの2人もいるし、陽気なチャラい兄さんもいます。悪ガキですが賑やかな双子の兄弟もいますし、焼けてしまっているがカワイイ2人の姉妹もいます。あ、あと女優志望のきれいな女性も…

もうこうなったら全員幽霊の一家族。言ってみたら「アダムス・ファミリー」みたいなもんです。「アダムス・ファミリー」の実写版です。(違う)


まとめ

いかがでしょうか?皆さんはこの作品、楽しめたでしょうか?

色々気持ち悪いと言っていましたが、作品としては楽しめました。逆に言えば、そんな嫌悪感のあるキャラたちがいたからこそ印象的な作品になり、数々の賞を獲ったのかもしれません。ジャンル「ホラー」にとっては「気持ち悪い感覚」は大きな武器ですから。

私自身は「ハッピーエンドだった」と思いましたが、皆さんはどう思ったのか。高評価が多かったのを考えると、同じようにハッピーエンドだったと感じた方が多かったのかもしれません。

家族は全員死んでいる、だけどハッピーエンド…なるほど、確かにおもしろい作品だな。

アメリカンストーリー呪いの館
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