アマゾンプライムオリジナル”ボッシュ”のシーズン1に出てきた「ムカつくキャラBEST5」をネタバレありでご紹介します。
ロサンゼルス市警の刑事”ハリー・ボッシュ”が凶悪犯罪に挑む超本格的な刑事ドラマ、ボッシュ(原題:BOSCH)ってご存知ですか?
↓英語版ですが予告です↓
原作はアメリカの作家マイクル・コナリーによるハードボイルド小説。「ハリー・ボッシュ」シリーズは累計で5000万部も売り上げたほど!
そしてドラマ。その人気の秘訣と言っても過言ではない「イライラさせる人物」が登場します。
ということで、今回はシーズン1に登場した「ムカついたキャラクターベスト5」をご紹介します。
ムカつくキャラベスト5
これ以降はシーズン1のネタバレを含みます!
チェンドラー弁護士
訴えられたボッシュに対して被告人の弁護する女性、チェンドラー弁護士です。はい、びっくりするほどムカつきます。もう「嫌がらせをするために生まれてきたんか、お前」という顔をしています。
ボッシュにとって、いや誰にとっても心をエグられる「母親の死」の事件を持ち出し、揺さぶって詰め寄った挙句、裁判官に怒られたら『撤回します』と一言。この母親の死は事件には全く関係ないのにもかかわらずです。
それが許されるなら、こんなことにもなってしまうはずです。
チャンドラー弁護士『くそが!』『ボケ!』『お前なんか犯罪者だ!』
↓
裁判官「本件とは関係ないでしょ!」
↓
チャンドラー弁護士『撤回します』
↓
…チャンドラー弁護士『くそが!』『ボケ!』『お前なんか…(ループ)
そう考えると、法廷ってかなり不公平と言えそうです。怒らせるようなこと言って怒ったら「この人は情緒不安定」扱いされてしまう。しかしここはあの場で取り乱さないボッシュの大人っぷりが分かるシーンでもあります。
上司のパウンズ
どこにでも無能な上司はいます。そしてそれはボッシュの世界でも例外ではありません。ボッシュの上司、パウンズ。
ボッシュに何かとあれば突っかかってきて、結果として1つも結果を出せていません。
最後はボッシュを挑発しガラスに突き飛ばされて『手を出したな!これでお前も終わりだ!』という結末。ボッシュはその後謹慎となってしまいます。
しかしこのボッシュの行動に、見ていた人は私と同様スッキリしたことでしょう。
被害者の姉
ある少年の遺体が見つかり、その少年の姉がその死に関わっていました。少年だけでなく、彼女の身の上はかなり悲惨でした。親からの性的な虐待です
しかしそのことから弟を虐待というのはどうゆうことなんでしょう。
最も悪いのはもちろん親です。彼女も被害者の一人です。彼女からしたら辛い過去を思い出したくなかった気持ちもわかります。
家族3人の葬儀が行われましたが、そこで事件を解決したボッシュに『電話しなきゃよかったわ』と言った姉。解決したボッシュからしたら何とも言えない一言でしょう。
オシェイ
時期市長になるためのアピールのために、とんでもないミスを犯してしまったオシェイ。まさに権力に溺れたダサいやつです。
犯人の現場検証立会いに自らも参加し、リーダーシップを誤解したただの「見せ物」…あれで有権者が『オシェイさん、さすが!投票しちゃうっ!』と思っているのでしょうか?
この手のドラマでは、政治に絡むキャラはみな「汚いキャラクター」と相場が決まっています。なので仕方ないこととも言えるでしょう。
ここはそんな彼の自滅行為をきちんとカメラで捉え、バックアップを取っていたカメラマン。そんな彼に、”Good Job !!”と私は言いたい。
新米警官のジュリア
新米警察官であり、ボッシュと交際することになるジュリア。様々なことで問題を起こし、ボッシュを困らせます。
この女、自分勝手に行動し、すぐに怒り、自分の力量をわかっていない。そして嘘までついてしまう。
ボッシュがなぜ彼女に惹かれたのか。私には全くわかりませんでした。最終的に別れてくれて胸を撫で下ろした人も多いでしょう。
しかしこの女のおかげで、ボッシュが贔屓せず正義に生きていることが証明されます。これを見て、誰もが悪と戦うボッシュを今後も応援したくなることでしょう。
ジュリア、お前はもう出てくるんじゃない。
まとめ
いかがでしたか?海外ドラマ「ボッシュ」のシーズン1に登場したムカつくキャラクター、まとめると以下のような感じです。
- ムカつくやつは自分勝手なやつが多い
これは非常にリアルです。『あぁ、こうゆう人いそうだなぁ』という感じが非常にうまく描かれています。それがこのドラマのリアルさ・本格さを際立たせてくれるのです。
そして何より、嫌なキャラに対しボッシュが普通にキレちゃうところが素晴らしい。主人公といえど完璧ではない、しかしそれがいいのです。
最後に、『誰が一番ムカついたか?』…チェンドラー弁護士、君に決めた!