こんな方々のために書きました
- 海外ドラマ「glee/グリー」の大ファン
- おすすめの神回を知りたい
- 海外での評価を知りたい
アメリカの有名青春ドラマといえば「グリー/Glee」。公開されたのは2009年とだいぶ前の作品ですが、今なお世界にはファンがいる大人気ドラマです。
ネットフリックスなどのサブスクに加入した際にグリーを見つけ「昔ハマった!」や「また久しぶりに観たい!」という日本のファンの方もいるのではないでしょうか?
しかしグリーは全6シーズンで構成され100話を超えるエピソード数…さすがに全部を一から見るのは大変ですよね…
ということで今回は、グリー大好きな私が「もう1度見るならコレ!」というベストエピソードを10つ厳選し、海外データベースサイトの評価も併せてご紹介します!
誰もが知るエピソードから、『え?その回?』とも言われてしまいそうな回まで。グリーファンの方は是非ご覧ください。
※ネタバレ全開ですのでまだ見ていない方はご注意ください。
もう一度観たいおすすめ回10選
新生グリー誕生(シーズン1 第1話)
やはりまずはこの回でしょう。絶対に欠かせないのはこの初回エピソードですね。
タイトル通りグリークラブが誕生する回。まだまだ問題は山積みですが、ここから様々な感動ドラマが生まれると思うと感傷深いです。
そして今後ドラマ「グリー」の代表曲となる”Don’t Stop Believin'”が初めて披露される回でもあります。まだグリークラブを認めていないクイン、パック、サンタナが見ているのもいいですね。
そしてストーリー云々よりも若いキャストが見れるのも楽しいところ。特にカートのカワイさは必見です。
原題 | Pilot |
---|---|
IMDbの評価 | 8.7(最大10) |
僕たちのジャーニー(シーズン1 最終回)
ずっと底辺だと言われてジュースをかけられ続けてきたグリークラブが遂に州大会へ!決勝で争うのは、宿敵とも言うべきジェシーら「ボーカル・アドレナリン」です。
この大会ではクインがパックの子供を妊娠しており、それがちょうど出産という名シーンもあります。
ニュー・ディレクションズも素晴らしかったですが、やはり優勝したボーカル・アドレナリンのパフォーマンスはかなり素晴らしい出来でした。これは何度も観る価値ありです。
なお、この回の影のヒーローはスー先生。廃部が決まりかけたグリークラブを救います。
原題 | Journey To Regionals |
---|---|
IMDbの評価 | 9.3(最大10) |
初めてのキス(シーズン2 第6話)
この回はグリーというドラマで欠かせないメインキャラの1人になるブレイン(ダレン・クリス)が初登場の回。そしてグリーの中で名場面と名高いあの「手をつないで走るカートとブレイン」のシーンでもあります。
この回はカートにとって人生を変える日となりました。これまでひどいイジメを受けていたカートだからこそ、この出会いは見ているこちら側も『待ってました』と言いたい出会いに。
またこの回で歌われたケイティ・ペリーの”Teenage Dream”はウォーブラーズとしても初めてのパフォーマンス。
ブレインのカッコよさと、それを聞くカートの笑顔が、この回を「神回」と呼びたい理由を表しています。
原題 | Never Been Kissed |
---|---|
IMDbの評価 | 8.9(最大10) |
グリー式ハッピーウエディング(シーズン2 第8話)
誰もがハッピーな気分になれる。そんな神回がこのウエディングエピソード!
ドラマの中ではたくさんのカップルが登場し、その中でも多くの結婚やプロポーズが行われました。その中でやはりお勧めなのが、カートの父親とフィンの母親の結婚式です。
この回では生徒がみんなで贈るパフォーマンスがみどころ。みんなが男女おそろいの衣装で歌う”Marry You”は高校生らしい可愛さが詰まっています。こんな結婚式をやってくれたら、結婚した2人にとっては幸せ以外の何物でもないでしょう。
そしてこの結婚式の前にカートに対しひどいことを言ってしまったフィン。そのフィンが自らカートをダンスに誘うのも素晴らしい感動のシーンですね。
原題 | Furt |
---|---|
IMDbの評価 | 8.9(最大10) |
入れ替わり(シーズン3 第20話)
これはグリーの中でも超特種なエピソードの1つで、絶対に欠かせない1話です。
全国大会を控えたニューディレクションズですが、ここにきてティナがゴネ始めます。毎回センターで歌うレイチェルに納得がいかないのです。
『自分だってレイチェルの代わりができる!』という想いが強すぎたのか、転んだ拍子に自分がレイチェルと入れ替わってしまう夢を観ます…が、入れ替わっているのは自分だけでなく全員なのです!
サンタナとアーティ、フィンとカート、パックとブレイン…いつものキャストが違うキャラを演じているのはかなりおもしろい演出!しかもシュー先生とスー先生も入れ替わるというおもしろさ。
原題 | Props |
---|---|
IMDbの評価 | 8.7(最大10) |
夢の全国制覇!?(シーズン3 第21話)
遂に全国制覇をかけた戦いが始まる!3年間に及ぶニューディレクションズの集大成となる絶対に外せない神回です!
NYADAに進学したいレイチェルは、選考員であるカルメンを招待しますが途中までは現れず…しかしパフォーマンス終盤に見に来てくれるという登場。しかも”Paradise By The Dashboard Light”ではノリノリで聞いてくれます。
この回はパフォーマンスももちろん素晴らしいのですが、壇上に立つまでのひともんちゃくもグリーらしくて最高。スー先生もやっぱり活躍してくれます。
グリーはこの後シーズン6まで続きますが、舞台がニューヨークにも移ってしまうため、実質このシーズン3で1度完結、と思っている方も多いと思います。
その完結に繋ぐエピソードともいえる最高の神回。イチオシです!
原題 | Nationals |
---|---|
IMDbの評価 | 9.2(最大10) |
涙の別れ(シーズン4 第4話)
この回はとても悲しい回の1つ。ですが、見ておくべき神回の1つでもあります。
ニューヨークに移ったレイチェルやカートですが、新しい生活で恋人たちとすれ違いに。また大学に行ったサンタナと、学校に残ったブリトニーも遠距離になり疎遠に…そしてシュー先生とエマ先生にも…
ここでは各カップルが破局、もしくは離れてしまうエピソードでその気持ちを表した”The Scientist”という曲のパフォーマンスが素晴らしい。
メインの登場人物たちが1つの曲を歌うのも珍しいこと。そしてパフォーマンス中に登場する彼らの仲が良かったころの映像がさらに寂しさを強くします。
なお、個人的には「ブレインがカートに浮気を告白したところ」のカートを演じた”クリス・コルファー”の演技を見ていただきたいです。それは本当に素晴らしく、せつなさに言葉失います。
原題 | The Break-Up |
---|---|
IMDbの評価 | 8.9(最大10) |
最後に伝える言葉(シーズン4 第18話)
この回も見ている人を考えさせる非常に特別なエピソードです。話の内容にグリーっぽさはないのですが、これは日本人であれば見ておくべき回と言えるでしょう。
あるとき学校で銃声が。それによりグリークラブのメンバーは「死」を意識するようになります。邦題のタイトルは「もし自分が死んでしまうとしたら、誰になんて言葉を伝えるか?」という非常に重いことです。
日本では銃が一般的ではないため、銃乱射事件は身近ではありませんが、アメリカは違います。日本に住んでいても、数年に一度はそのような事件のニュースを見ることがあります。2021年だけ見ても100件以上は起きているそう…
もしも自分が学校にいるとき銃声が聞こえたら…そんな状況の緊迫したシーンを見ることのできる、そんな意味の神回です。
原題 | Shooting Star |
---|---|
IMDbの評価 | 8.7(最大10) |
あの日あの時あの場所で(シーズン6 第12話)
全ての最終回である1つ前のエピソード。ここはグリーが誕生する少し前の物語です。
シーズン1の第一話の前ですので、つまりエピソード0です。カートやレイチェルらがメインで、最終回を前にすべての始まりを見せる演出が上手いですね。
彼らがどんな風に成長するかわかっているからこそ、見ていてほほえましく安心して観れます。まだまだ全然ダメな彼らを見て『こんな子たちだったのに、全国制覇を果たし、学校中の注目の的になるなんて…』と思うと感動の波が…まるで親のような気持になれちゃう必見の神回。
個人的にはシーズン6の最終回よりも見る価値がある、と思っているエピソードです。
原題 | 2009 |
---|---|
IMDbの評価 | 9.1(最大10) |
夢のプロム・クイーン(シーズン2 20話)
グリーファンに『神回と言ったら?』と質問したら、きっとこちらがランクインされるであろうと思われるのがこのエピソード。
いじめが無くなったと思われたと思われたカートでしたが、実はそんなことはなくプロムの中で「クイーンは誰?」という投票で1位にされてしまいます。
ゲイということをカミングアウトしたカートにこの仕打ち。これって考えたら本当にひどいことじゃないでしょうか?あの時にグリーのメンバーが誰も声をあげないことに私は違和感を感じました。私ならキレます。
そんなことがあっても再度舞台に戻り堂々とティアラを受け取るカートと、一人になってしまったカートに『踊っていただけますか?』と声をかけるブレイン。
個人的にはこれがグリーの中で最も素晴らしい最高のシーンだと思っています。神回ならぬ神シーンです。
原題 | Prom Queen |
---|---|
IMDbの評価 | 8.7(最大10) |
まとめ
いかがでしたか?『また見たい!』と思えるエピソードは見つかりましたでしょうか?
もちろん今回紹介できなかったエピソード以外にも良いエピソードはたくさんあります!お時間ある方やグリーの大ファンの方は最初から全部見ることをおすすめしますよ!
なお他にも海外ドラマ「グリー」の記事はたくさんあります。グリーファンの方は是非ご覧になってください!