Hey Guys!デラ(@dera_desu)です。
アマゾンプライムビデオのオリジナル作品「ボッシュ」。非常に渋くて見応えある大人向けの刑事ドラマですが、それゆえに内容がわからなかった、という方はいませんか?
こんな方々のために書きました
- 海外ドラマ「ボッシュ」がおもしろい
- シーズン3の内容をおさらいをしたい!
- わからないところがあったので確認したい
ということで、今回はAmazonオリジナル海外ドラマ「ボッシュ」のシーズン3の全10話を、各回ごとの内容を完全ネタバレでご紹介します。
シーズン3は様々な事件が起こり、内容が理解しにくいシーズン。これを読めばよくわかるかもしれません!なおこのドラマはシーズンごとに話がつながっているので、シーズン4を見る前のおさらいにもぴったりです。
シーズン3の内容おさらい
シーズン3の内容ネタバレとなっています。未視聴の方はご注意ください。
第一話:酔いどれ
シーズン2から1年4ヶ月後、ある車の中で男が殺される。たまたま近くでストリートアートを描いていた青年がそれを目撃した。
その頃”ガン”という酔っ払いの男が警察署へ。ボッシュ(タイタス・ウェリヴァー)は彼を過去に連続殺人を犯している、と踏んでいた。
ボッシュの元妻エレノア(サラ・クラーク)が現夫に会いに香港へ行ってしまっている間、娘のマディ(マディソン・リンツ)はボッシュと一緒に住んでいた。
ボッシュはヴェロニカ・アレン(ジェリー・ライアン)が神父を殺し逮捕された件の裁判へ向かう。(シーズン2第九話を参照)結果は無罪ということになってしまう。
またボッシュはアニタ・ベニーテス検事代理(パオラ・ターベイ)とともに「映画監督ホランド(ジョン・アレス)が女性を殺した」という事件を担当している。なおボッシュとアニタは交際中だ。
そこへボッシュに「車の中で死体を発見した」という一報が。ジェリー(ジェイミー・ヘクター)と共に向かうことに。死体は元軍人のメドースという者だった。
そして夜、ボッシュは監視カメラの映像を見つめる。それは酔っ払いガンの家の様子だった。
第二話:不吉な名画
ガンの家に仕掛けた監視カメラがうまく作動しなかったため直しに行くボッシュ。その時ガンが何者かに襲われるのを目撃する。しかしボッシュは何も言わずその場を去った。
その次の日、ガンが死体で発見される。その担当となったロバートソン(ポール・カルデロン)とピアス(ダジュアン・ジョンソン)。ボッシュは元の家に行き、誰にも見つからないようにカメラを回収した。
ピアスはシーズン1で犯人の車を止めたパトロール中だった警官。その後昇進し刑事となった。
その頃、青年が道端で男性をひっかける。男性はその青年といかがわしいことをしようとしていたが、その青年の友人たち暴行され、金目のものが奪われてしまう。青年らはそうやって悪さを働いていた。
また、ある自転車に乗った謎の男が電話を盗んだり、銃を撃ったりと、夜な夜な犯罪を繰り返していた。
その後ガンの家から「ボッシュの指紋のついたグラス」が発見される。ボッシュはちょっと手袋を外してしまった、と証言するが、ジェリーはおかしいと疑う。そこからジェリーはボッシュが何か隠してないか、独自で調べることに。
またロバートソンたちもガンを殺したのは「中年の警察官」だと睨んでいた。
夜になりジェリーはガンの家に捜索しに行く。そこで隠されたカメラ、フクロウの置物を発見した。その置き物には文字が書いてあり、それを検索すると、ヒロエニムス・ボッシュの名が。
ジェリーはボッシュが関与していると気づく。
第三話:神が見ている
ボッシュは夜カメラを回収にしにくが、それはジェリーが回収した後だった。そのカメラが押収品リストにないことに気づくボッシュ。
その後殺されたメドーズの元チームのリーダー、ドブス(ジェフリー・ピアース)を訪問したボッシュ。彼はメドーズの死を知らないでいた。
ドブスはボッシュが脅威になると思い、部下のウッディを使いボッシュの家に張り込みさせる。
その頃メドーズの殺害を見ていたとされる青年シャーキー(ブリッジャー・ザディナ)の取り調べを行うボッシュ。彼はボッシュに見たままのことを証言した。
ホランドの事件で証言をしてくれそうな女性がいたが、ホランドの取り巻きに脅され買収されてしまう。それにより追求する術を失ったボッシュ。
その頃謎の自転車乗りの男は、女性を撃ち殺すという事件を起こす。犯行が全てコリアタウンで行われていることから「コリアタウンキラー」と呼ばれることに。
家を張り込みされてたことに気づいたボッシュはすぐに追いかけるも肝心なところで逃してしまう。
第四話:曲がったナイフ
ボッシュは何者かに狙われているかのしれない、とふみマディに用心するように伝える。
その後、シャーキーの証言に嘘があったことがわかったボッシュは再度彼を街で捕まえ尋問した。その様子をドブスの部下であるシャビが見ていた。
独自でボッシュのことを調べていたジェリーは、彼が何者かにハメめられているとわかり、上司のグレース(エイミー・アキノ)に相談。しかしそれをボッシュ本人に伝える前にボッシュが知ってしまう。
第二話で発見されたボッシュの指紋のついたグラスなどはミスではなく誰かが置いたもの。ボッシュが嘘をついた理由は、カメラをつける際などでつけてしまったのかもしれないと思い、それがバレないようにミスがあったことにしようとした。
パートナーが内緒で自分のことを調べていたことに激昂するボッシュ。ジェリーに「この事件が終わったらパートナーを辞める」とまで言ってしまう。
チーフ・アーヴィング(ランス・レディック)は事件で出会ったボランティアの女性ジュン・パク(リンダ・パーク)に連絡する。彼女を気に入っており、デートに誘った。
その後ボッシュと話していたシャーキーが脅威になるかもしれない、と思ったドブスは、シャビに命令し彼を殺害してしまう。ボッシュは「自分が目立つ場所でシャーキーと話していたため狙われた」と自分を責める。
第五話:悲しき血痕
ロバートソンはガン殺害をボッシュだと睨んでいたが、ジェリーらに情報によって説得される。
ガンを殺したのはホランドの取り巻きタフェロ(アーノルド・ヴォスルー)。ボッシュがガンに執着していることを知り、ボッシュが殺したように見せかけ信頼を落とそうとした。そうすれば自分の裁判で有利に働くため。
ボッシュらはシャーキーの友人から殺したやつがシャビだと証言を受け、彼に会いに行く。そこでシャビが犯人だと確信する。
ボッシュは自分が仕掛けた盗撮映像から部屋の外に指紋があることを分かりそれをピアスに取りに行くように促す。
それはみんなに内緒にしている盗撮の情報なので、自分が行くとは言えない。またなぜその情報が出たかも明かせない。
またFBIの情報で、ドブス、ウッディ、シャビ、メドーズが頻繁にアフガニスタンに行っていることを掴かむ。そしてドラッグのやりすぎで使えなくなったメドーズを3人が殺したと推測するボッシュたち。
そしてドブスらは新たに違法にアフガニスタンから現金を運び、それに協力した元部下も口封じに殺してしまう。
第六話:トラブルメイカー
殺された元部下の家を捜索。そこにはアフガニスタンで賄賂に使うための金が見つかり、これもメドーズの殺害と関連しているとわかったボッシュ。
その後、ボッシュの悪い噂をホランドに流されてしまい、ボッシュの信頼が落ちてしまう。それにより裁判も不利になり、アニタとも険悪になってしまう。
自身の指紋のついたグラスが発見されるなど、警察の内部調査に目をつけられたボッシュにスナイダー監査官(ウィンター・ゾリ)が接触する。
その後ロバートソンの捜査と、ピアスがボッシュに言われてとった指紋から、タフェロの名前が。しかもタフェロは兄弟がいた。
第七話:正しい選択
ボッシュの家が張り込みされていた件で、そこにあった吸殻からウッディのDNAが発見される。(第三話)ボッシュとジェリーは彼の家で張り込むことへ。
その頃タフェロの弟を署へ連行。ロバートソンは逮捕してしまうが証拠不十分で釈放へ。
またデカ箱(グレゴリー・スコット・カミンズ)とビア樽(トロイ・エヴァンス)コンビが、シャーキー殺害の際のシャビの車と証拠を発見する。
数日後、ウッディを発見するが、その際彼が拳銃を手にしたため、自分を守るためにジェリーは彼を射殺する。その情報を聞き、ドブスとシャビは姿を消す。
第八話:アイ・パピ
消えたドブスとシャビの家を捜索。ほとんど何も残されていなかったが、シャビの家でシャーキーの指紋がついた車を発見する。
ボッシュは自分が盗撮した動画を匿名で記者のアンダーソン(エリック・ラディン)に渡す。アンダーソンはそれをロバートソンへ。その動画にはタフェロの弟ともう一人誰かが写っていた。
ロバートソンは再度タフェロの弟を逮捕する。
その頃、独自で捜査をしていたジェリーはボッシュが仕掛けたと思われるカメラからある男の指紋を採取。その男と会おうとする。
しかし家を出たところでシャビに撃たれてしまう。シャビはウッディの復讐のためジェリーを狙っていた。
第九話:凶弾
ジェリーはかなり危険な状態だったが一命を取り留める。
弟の逮捕とビデオの映像を見て、タフェロはガンを殺したことを自供する。そしてその見返りにホランド事件の証言をすることに。また、ホランドが指示した事もわかる証拠がある事も伝えた。
なお、ボッシュにかけられていた内部調査の疑いはチーフ・アーヴィングによってなかったことになる。
ジェリーのお見舞いに行くボッシュ。そこでジェリーは「ボッシュが違法にカメラを仕掛けたこと」を知っていると伝える。
タフェロを使いホランドの自供をとる。これによりホランド事件とガン殺害事件が両方一度に解決となった。
その後シャビはドブスと合流。2人はウッディの分け前の金を探しに行く。が、シャビはシャーキー殺害で使った証拠のナイフをドブスの船にかくし、彼に罪をきせるために近づいたのだった。
一方、ボッシュの母親の担当刑事だった男が放火で亡くなってしまう。その際、母親の事件の資料がなくなっていたらしく「解決したはずだが、犯人は別にいるのでは?」と考えだすボッシュ。(シーズン2最終話を参照)
そしてシャビが自分を裏切る脅威になるかも、と思ったドブスは船の上でシャビを殺してしまう。
最終話:怪物
ボッシュはドブスを追い、ある島の情報を掴む。単独で向かうことに。
そこでドブスの船を発見し、金やナイフなどの証拠を発見。そして島に上陸し、ドブスを捕らえ逮捕する。これにてメドーズの事件も解決となった。
香港に行っていた元妻エレノアが戻ってくる。現夫のレジーとはうまく行っていないようだった。
ボッシュは再度母親の事件を調べ直す。するとそこには現在の警察委員長であるウォーカー(ジョン・ゲッツ)の名前が。ボッシュはまだ母親の事件は解決していないとわかった。
なお、ボッシュの母親の担当刑事には毎月5000ドルの金が入金されており、担当刑事が本当の犯人を強請っていたが、反対に殺されてしまった、と推測する。当時の資料から、ボッシュはウォーカーが真犯人だと睨み始める。
その後ジェリーに会いに行ったボッシュ。そこでジェリーは「カメラに写っていないはずの車の情報」を知っていたボッシュに、『殺しを黙認したのか?』と問い詰める。
ボッシュはそれを認めた。しかしジェリーは「それは刑事の仕事ではない」を怒り、ボッシュにパートナーを組みたくないと言ってしまう。
ボッシュはガンを裁くことができないので、タフェロ兄弟の事件を黙認。それによりホランドも捕まえられれば悪は滅びる、と判断した。
最後に、アーヴィングが本部長に就任。それを宣言したウォーカーをボッシュは冷たい視線で見ていた。
まとめ
いかがでしたか?最後にシーズン2を3行にまとめると以下のようになります。
- 3つの事件が絡む複雑さ
- ボッシュとジェリーのコンビが解消されるかも
- 母親殺害の真犯人が他にいる?
シーズン3は複雑で、文字量もかなり多くなってしまいました。また登場人物も徐々に多くなってきました。シーズン4では母親の殺害事件が明らかになります。
他にも海外ドラマ「ボッシュ」の記事を用意していますので、気になる方は是非ご覧になってください。