「フェイク」っていうインドの海外ドラマをアマゾンプライムビデオで見つけたんだけど、このドラマっておもしろいのかな?
実際にドラマを見たのでお答えします。
アマプラオリジナルの海外ドラマ「フェイク」。インドが舞台の偽札をテーマにしたクライムドラマです。
2023年3月現在、シーズン1が公開されています。一話あたり約50分程度で、8話構成です。
結論から言うと、
インドのダークな部分とキラキラした部分をオシャレ&ハラハラに表現したドラマ。内容は犯罪ドラマですが、人間ドラマや程よいコメディもあり、かなり見やすい作品です。
ということで、アマプラオリジナルの海外ドラマ「フェイク」のおすすめポイントを3つご紹介します。
フェイクのあらすじは?
路上で絵を描いて売る青年サニー。絵を描く技術は天才的だが、お金がないことの格差に嫌な思いをしてきた。
そんな中、育ての親でもある祖父の新聞社が資金難のため廃刊に。サニーは親友のフィロズと共に、祖父の新聞社を守るため、そして貧困から抜け出すために「偽札作り」を始める。
天才的な技術で、正確な紙幣を描いたサニーは「アーティスト」と名乗り完璧な偽札を作り出すが…
一方、偽札が国家的に問題となっているインド。熱心な刑事マイケルは専属のチームを作り、偽札の完全撲滅を目指す。
犯罪組織と警察の維新をかけた戦いが…始まる!
ドラマ「フェイク」のおすすめポイント3選
センス高めのクライムサスペンス
ストーリー自体は「偽札作り」という特別目新しさがあるテーマとはいえません。
しかしこのドラマ「フェイク」では、そんなテーマをセンスよくスタイリッシュに表現しています。
まず最初に目にするドラマのオープニング。インドの紙幣を使い、その中の絵が動き出し世界観を表しています。それだけでドラマのセンスの良さが伝わってきます。
また主人公のサニーや親友のフィロズが現代のインドの若者、というのもポイント。ファッションやアクセサリーなどにも派手さがあり、クライムドラマの重々しさを感じさせません。
そして注目して欲しいのがドラマ内のBGM。こちらもセンス高めでかなりおすすめです。
スリルとコメディのバランス
偽札作りはどこの国でも大きな犯罪。捕まえる側の警察も、逃げる側の悪党も、それぞれが命懸けの戦いです。
主人公のサニーに肩入れしてしまうと、どこからバレるか常にヒヤヒヤもんです。しかもサニーは時に大胆な行動を起こすので、見ている側は気が気じゃありません。
しかも今まで犯罪に縁のなかった普通の市民だったサニーとフィロズ。偽札の取引をする相手は全てが悪人です。もちろん暴力が物を言う世界の住民。
彼らが犯罪に手を染め、さらにそこから深く染まっていくストーリーはスリル満点です。
それでいてドラマ内にはほどよいコメディシーンもあります。ずっとハラハラだと疲れてしまいますからね。その辺りのバランスも絶妙です。
そしてラストの展開は…これは本編を見てのお楽しみです。
なおインドのコメディと聞いてダンスを期待してしまった方。
残念ながらダンスはございません。
演技派キャスト陣
最近ノリに乗っているインド作品。それも実力が伴っているからだと思います。
このドラマ「フェイク」も例に漏れず。どのキャストも実力派揃いです。
特に主人公のサニーおよびアーティスト役の「シャーヒド・カプール」。
世の中に不満を持ちつつも、どこかやる気の無いような…それでいて熱く、本当のアーティストのような独特のオーラを放ちます。
またもう1人の主人公である刑事マイケル役の「ヴィジャイ・セートゥパティ」。
犯人を追う執念と、それにより家庭を疎かにしてしまったやるせなさ。人間味がじっくり滲み出るリアルな演技です。
共に数々な作品に出演している演技派キャストと言えるでしょう。
ちなみに、ドラマではサニーは青年、マイケルはくたびれたオッサン、というような感じですが、実は年齢は3つしか変わりません。
フェイクを見るならアマゾンプライムビデオ
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