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【感想】海外ドラマ版シャーロック|シリーズ4はなぜつまらないのか?

Hey Guys!デラ(@DeraDrama)です!

海外ドラマ「Sherlock/シャーロック」のファンの皆様、「ドラマは好きだけどシーズン4はちょっとがっかりだった、つまらなかった」と思った方いませんか?

こんな方々のために書きました

  • シャーロックの大ファン
  • だけどシーズン4は微妙だった

このように感じた方、私も同じです。また、日本以外での評価も低くなっています。残念ながら何度も見たいと思うほどの魅力はないシーズンでした。この記事を読めば、その理由も納得できるかもしれません。

今回は同じように感じた皆様に向けて、シーズン4のがっかりだった点やつまらないと感じた理由をまとめて記事を書きました!

字幕あり予告編

シーズン4がつまらなかった理由

以降はネタバレ含みます。ご注意ください。

メアリーの存在

海外ドラマSherlockシャーロックメアリーとシャーロックとジョン© BBC

シーズン3から登場し、見事結婚し子供も授かることができたジョンの妻”メアリー”。彼女の存在が理由の1つになるでしょう。

魅力ある人柄と、波乱万丈な過去を持つ人物としてメインキャラの1人なりましたが、時間の関係上なのか、どうしてもキャラクターの深い部分までが語られていません。

まずシーズン4最初のエピソード「六つのサッチャー」。ここでは物語のメインとして登場する「サッチャーの胸像」、これに関連するのがメアリーです。

元仲間から命を狙われ、メアリーは姿をくらまそうとしますが、結局は見つかり、最終的には原因を作った女性に銃で撃たれてしまい命を落とします。なお、この撃ったババアはクズです。

次のエピソードではジョンの悲しみからくる幻影として登場し、最終話の最後のシーンにしても、メアリーの残した映像を2人で見て終わります。

メアリー自身には多くのバックグラウンドがあり、それによってシーズン3では様々なサプライズが用意されていましたが、その分逆に彼女のキャラが大きくなりすぎてしまった印象です。

そこまでのキャラクターが中途半端に去ってしまう展開は、見ていてどうしても不完全燃焼になってしまいます。せめてジョンとの出会いが見たかった。

ジョン・ワトソン役の”マーティン・フリーマン”とメアリー役の”アマンダ・アビントン”は元パートナーで、2人の間には子供もいる。現在はパートナーの関係を解消している。

最終話

海外ドラマSherlockシャーロック最終話© BBC

シーズン4の評価が低くなってしまった元凶ともいえる原因が最終話でしょう。シャーロックの隠された妹として”ユーラス”が登場します。

ホームズとほぼ同等の能力を持つ兄のマイクロフトが「非凡」の判定を受けた知能テストで、彼女は「時代を築く天才」と判定を受けるほどの逸材。そんな彼女の登場は確かに盛り上がる展開です。しかし…

彼女は様々なデスゲームを仕掛け、精神的にシャーロック、ジョン、マイクロフトを追い詰めていきます。閉ざされた空間で彼女の要望に応えていく姿は、明らかに今までのドラマの雰囲気とは異なります。

いわば今までのドラマ「Sherlock / シャーロック」は”ミステリー”でしたが、これは”サスペンス・スリラー”です。シャーロックとワトソンの謎解きと掛け合いを見たい人からしたら、この展開は違和感を感じざるを得ません。

私の心を代弁するとしたら、そう。『コレじゃない』

あれだけの人間を殺してきて、結果元居た場所に戻ってきただけ、という終わり方にも不満が残ります。

ちなみに原作には”ユーラス”という妹は登場しません。

モリアーティ

海外ドラマSherlockシャーロックモリアーティ登場のシーン© BBC

ホームズの最大のライバルといえば、モリアーティ。原作にも登場する、有名な悪役です。

そのモリアーティはシーズン2の最終話にて自殺します。しかし、シーズン3の最終話で再度映像にて登場し、視聴者は『まさかモリアーティ生きてるのか!?』と驚いたことでしょう。

その後シーズン4の最終話で、モリアーティはユーラスと接触していたという事実が判明し、ユーラスのデスゲームにも映像にて登場します。

この時のモリアーティがユーラスの引き立て役になってしまい、格が凄く下がって見えたのは私だけでしょうか?いや、きっとそんなことはなく、見ていた方は皆さんそう思われたはずです。

シャーロックとモリアーティの対決は「シャーロック・ホームズ」という物語では一番のコアなはずです。そこの部分は崩れてほしくはない、というのがファンの中ではあると思います。

しかしモリアーティの死後もその存在を引っ張り続け、最終的には他の敵の引き立て役になってしまっている。生前に撮ったとされるふざけたビデオも「ただのヤバいやつ」になってしまっています。初めて登場したときにあの独特の「ヤバさ」が全く感じられません。

違うモリアーティ、そーじゃない。

シャーロックとジョン・ワトソン

海外ドラマSherlockシャーロックモリ―とシャーロックとジョン© BBC

このドラマシリーズが人気になった理由は間違いなくこの名コンビのおかげでしょう。しかしこのシーズン4では2人掛け合いがほぼありません。これもつまらないと感じた理由でしょう。

大きかったのはやはり「メアリーの死」です。この時ジョンはシャーロックに対して強く当ります。

Don’t you dare. You made a vow. You swore it.
『よくも 彼女を守ると…誓っただろ。』

Sherlock 六つのサッチャー より引用

ジョンは悲しみをどうしたらいいかわからず、とっさにシャーロックにぶつけてしまったのでしょう。しかしもちろんシャーロックも絶対に防ぎたかった事。ジョンに言われた後のシャーロックの表情が切なすぎます。

その結果シーズン4のエピソード2「臥せる探偵」ではお互い離れてしまい、ドラッグでハイになったシャーロックを殴り蹴り飛ばすジョン。

ジョンにとって失うものが大きすぎたとはいえ、こんなシーンは見たくなかった。

最終話のエピソードではシャーロックの過去や家族の話がメインとなり、ジョンとの友情は深く描かれません。すると、シーズン全体を通しシャーロックとジョンが見れずにファンには非常に残念です。

バランス

海外ドラマSherlockシャーロックのシャーロック© BBC

シーズン4は全体的に暗い話が多く、笑えるシーンがほとんどありません。これが「つまらない」と感じる1番の理由かもしれません。

3話のうち、大まかに分けると以下の通りになります。

  • 1話目:メアリーの死
  • 2話目:ジョンの現実のと向き合い
  • 3話目:デスゲーム

シャーロックとジョンでロンドンの街並みを走り回ることもないし、レストラード警部を困らせることもない。

このドラマは「謎解き」と「ユーモア」のバランスが非常によく取れており、そのおかげで”ハドソンさん”・”レストラード刑事”・”マイクロフト”などがより魅力的に描かれています。

そう考えると、やはりメアリーの死やユーラスの登場はドラマに大きな影響を与えすぎたようです。笑える部分が必然的に少なくなり、シリアスな部分が多くなりました。

ハドソンさんがしゃしゃり出てこない「シャーロック/Sherlock」なんて…そんなものを好むはずがありません。

海外での評価

ここまで読んでいただいた方の中には『シーズン4は傑作だった!』とお思いの方もいるかもしれません。では世界的な評価はどうなのでしょうか?

海外の評価サイトで有名な”Rotten Tomatoes”での評価を見てみました。私の感想と同じように、評価は低いようです。

まずはシーズンの中で最も評価の高い「シーズン2」の評価を見てみましょう。左の数値は批評家の評価、右の数値は一般人の評価です。

Sherlockシャーロックシーズン2のRottenTomatoesでの評価© RottenTomatoes

かなり高いのがわかりますね。納得です。

では、シーズン4はどうでしょうか。

Sherlockシャーロックシーズン4のRottenTomatoesでの評価© RottenTomatoes

まさかの50点台(この記事掲載当時)。一般人の評価は40点台。ほぼ半分の数値です。

明らかにシーズン4は他のシーズンに比べて評価が低かったことがわかります。

Rotten Tomatoesのシャーロックのページはコチラ


まとめ

私の感じたシーズン4の「つまらないと感じてしまった理由」をご紹介しました。最後にまとめてみましょう。

  • メアリーの死
  • 最終回のコレじゃない感
  • モリアーティ、お前も違う
  • 2人の掛け合いがない
  • 今までのバランスが崩れた

つまらないと感じた理由をつらつらと書き記してしまいましたが、結局のところ「シャーロックのファンが求めていたシャーロックではなかった」ということでしょう。

ドラマとしては前シーズンに引き続き、非常にクオリティの高いものでした。別の記事では評価の高いシャーロックのベストエピソードをランキング形式でご紹介しています。是非ご覧ください。

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dera / デラ
海外ドラマも大好きだけど、キテレツ大百科も大好き。