Hey Guys!デラ(@dera_desu)です。
Netflixで見ることができる海外ドラマ「私立探偵ダークジェントリー」。このドラマに登場するキャラ”アマンダ”はちょっと不思議な病気に悩まされていましたが、実在する病気か気になりませんか?
こんな方々のために書きました
- ドラマ「私立探偵ダークジェントリー」を見た
- アマンダの病気について知りたい
ということで、今回は海外ドラマ「私立探偵ダークジェントリー」に登場する病気『錯覚痛幻覚症』に関して調べた結果をご紹介します!
錯覚と幻覚という似たような言葉が合わさった病気。これは実在するのでしょうか?ドラマを見て気になった方は是非ご覧ください。
アマンダって…誰?
アマンダは、海外ドラマ「私立探偵ダークジェントリー」のメインキャラの1人。様々な事件に巻き込まれるベルボーイの青年”トッド”(演:イライジャ・ウッド)の妹です。
アマンダを演じるのは、ハンナ・マークス。女優だけでなく、2019年からは映画制作にも携わり、雑誌Forbesから【ハリウッド&エンターテイメントの注目すべき30歳未満】の1人にも選ばれた才能ある女性です。
そんな彼女がドラマの中で患わっているのが「錯覚痛幻覚症」なのです。
錯覚痛幻覚症とは…?
錯覚痛幻覚症は英語では”Pararibulitis”と表記され、ドラマ内で以下のように紹介されています。
「錯覚痛幻覚症」とは脳が原因で発生する障害。幻覚が実際に自分に起きているかのように錯覚し、それを脳が勘違いしてしまい、実際に強い痛みを感じる。
例えば、いきなり自分の体が発火してしまうという「幻覚」を見てしまうとします。すると脳が『あっ!体が燃えてしまっているっ!!』と「錯覚」し、実際に体に火がついて燃えていると感じてしまい、熱さという痛みを負ってしまうのです。
ドラマで登場したシーンでは、幻覚が出ないかとオドオドしながら買い物をし、レジまで行けたのですごく喜んでいましたが…そのあと幻覚が。
この時アマンダは実際に火だるまになった幻覚を見てしまっていますが、彼女は本当に熱を感じているため、「本当に火だるまになってしまっている痛み」を感じているのです。
ハンナ・マークスの辛そうな演技も納得ですね。かわいそうなアマンダ…
実在する病気なのか?
この恐ろしい病気、実在する病気なのでしょうか?
答えはNOです。これはドラマの中だけで登場する「架空の病気」となります。
幻覚と錯覚は違う
まず「幻覚」と「錯覚」は同じようで違うもののようです。
「幻覚」とは、実際にないものを、実在するかのように体験する症状。そもそもそこには何も「無い」のが特徴です。
ないものが見えてしまう「幻視」や、あるはずない音や言葉が聞こえてしまう「幻聴」など、「無い」というのが幻となっているわけですね。
「錯覚」とは、実際にあるものを、事実と違った知覚として認識してしまうこと。そこには「有る」のですが、それの認識が違うというのが特徴です。
虫かと思ったらゴミだった、人だと思ったら影だった、という認識を間違えた、という感じですね。
よって分類的には違うものですが、まあ一言で言えば「勘違い」でしょうか。
共通する点は”脳”による判断
この2つ「幻覚」と「錯覚」に共通する点。それは共に【脳】が判断しているということです。
幻覚と錯覚は別のものなので、同時に起こらなそうですが、ともに脳が判断しているので実際に幻覚で痛みを錯覚する人もいるそうです。
例えば「過去に刺された経験がある人」が同じように刺された幻覚に陥った場合、その時の記憶が脳の中で痛みの記憶を呼び出して、痛みを感じてしまう(錯覚してしまう)…という。
ということは、”幻覚”で痛みを”錯覚”する、というのは起こりうることのようですね。
つまり「錯覚痛幻覚症」(Pararibulitis)という病気は実在しないが症状としてはあり得る、という結論になりそうです。
まとめ
いかがでしたか?最後にギュッとまとめてみましょう。
- 「錯覚痛幻覚症」は架空の病気
- ただし同じ症状が出ることはある
- ハンナ・マークスはカワイイ
ふー、「錯覚痛幻覚症」は実在しないと知って安心しました。あんな恐ろしい病気あったら辛すぎます。
他にも海外ドラマ「私立探偵ダークジェントリー」の記事がありますので、お時間ある方は是非ご覧ください。